動機 #
PC複数台を一つのデスクで使えるように配置替えしたら、LANケーブルの長さが足りなくなったので必要になった。
現在使っているものを傷んできているので2つ買うことにした。
商品の種類が多すぎたが、規格さえ合っていれば問題ないと思い、規格について軽く調べてすぐに購入した。
メーカーはバ○ファロー等明らかな地雷を避けておけば大差はないだろう。
どの規格のLANケーブルを買えば良いか #
簡単に説明すると、LANケーブルの規格にはカテゴリ(Category)
と呼ばれるものがあり、
Cat 5
Cat 6
Cat 6a
Cat 7
Cat 8
などが存在する。
Cat5
は前時代のものなのでそもそも商品を見かけることがあまりないだろう。
Cat7
は詳しい説明は省くが、Cat7は🔗IEEEの規格ではなく、🔗ANSI/TIA-568にも承認されていないので何か互換性の問題等が起きても不思議ではない。これは購入してはいけない。
Cat8
は一般人が購入してもそもそもルーターや回線そのものが最大速度や規格に対応していない。
コネクタの規格も違うのでそもそも差せない。
データセンターとかそっち系の企業向けの商品。
よって、2023年現在、最善の選択肢は、Cat6
かCat6a
となる。
Cat6
とCat6a
の違い
#
規格 | 最大速度 | 帯域 |
---|---|---|
Cat6 | 1Gbps | 250MHz |
Cat6a | 10Gbps | 500MHz |
1Gbpsとは一秒間に1GB=1024MBのデータを転送するということだ。 帯域は大きいほうが良い。
Cat6a
の最大速度は10Gbps
なので🔗Nuro光10Gにも性能的に間に合っている。
回線業者が速度10Gbp, 5Gbps!
と謳っていても、実際の環境では例えばGoogleドライブからファイルをダウンロードする際、Googleドライブ側がアップロードの速度を管理(制限)してたりするので道中のオーバーヘッドも考えると現実的に10Gbpの速度でダウンロードを行うことは当分無いだろう。
1Gbpsですら実際のダウンロードで観測したことがない。
よってCat6
,Cat6a
のどちらを選んでも現在は大差ない。
まあどうせ買うならせっかくだし…。 と思う方は俺のようにCat6a
を買えば良い。
サンワサプライのCAT6Aケーブル #
Cat6a
を買うことに決めたので、数十分悩んだ結果、サンワサプライの🔗CAT6Aケーブル3m[KB-FL6AME-03BK]を2つ購入した。
KB-FL6AME-03BK 実物写真 #
ケーブル部分とコネクタはじっくり見たい方もいると思ったので多めに撮っておいた。
他の商品のレビューを見ると、接続部分の爪が硬すぎて差し込んだら最後、取れなくなってしまうという書き込みが多くの商品にあったので心配だったがこの商品は取り外しが容易だった。
おわり #
以上。
古くなってきているのであれば、この機会にLANケーブルを新調してみたらどうだろうか。
Lanケーブルは怪しいメーカの怪しい商品が溢れかえっているので商品選びが大変だ。