1996年にRED-ZONE
(FAIRYTALE
=F&C
のブランド)から発売。
あらすじ #
近未来の日本が舞台。
日本は米英などに戦争を仕掛けて各地で健闘している状態。
一部の大企業(サカタ・ネオテク)と軍が実質的に日本の全てを支配している。
しかしその代償は小さくなく、国内では戦争の影響で人々は地上では生活することができず、地下都市で生活するようになっていた。
国の人口の30%は移民であり、身分は非常に低い、ゴミ同然の扱いを受けている。
しかも国から出ることはできない。
格差は拡大しており、街は荒廃して至るところにスラムが存在する。
中でも千葉は千葉シティ
と呼ばれる最も危険な街であり、路地裏に入ったら最後、軍人でさえ命の保証はないと言われている。
主人公のキヨミは女性であり、軍の少佐。
紫岩という麻薬にハマっている。
休暇を利用して娼婦と紫岩を堪能しているところを突然女上官のアンナから緊急で呼び出されて、脱走した囚人4人を捕える任務を与えられる。
内容&感想 #
CYBERPUNK ADVENTURE(調教ゲー)
技術が進歩しており、電脳手術などもメジャーな世界。
サイバーパンクな世界はそれなりに好きなので世界観はかなり楽しめた。
シナリオに関しては、特に良くも悪くもなかった。
エンディングはBadとHappyの2つが存在する。
あっさり終わるのでもう少し練ってほしかった。
尋問 #
特徴的なのが捉えた人物を尋問することによって情報を聞き出して調査を進めるシステム。
尋問ではムチやスパンキングロッド、縄、膣鏡、浣腸器、バイブ等の道具で尋問対象を痛めつけたりして屈服させることができる。
ムチで徐々に服が破けたり肌に跡がついたりと演出がやたらと細かい。
制作陣のこだわりなのかもしれない。
判定箇所が多すぎる上にすべての箇所を叩いたり、鞭打ちしないと進まなかったりするので面倒だ。
絵 #
多くのPC98のゲームに共通しているが、やはり魅力なのが絵だ。
この作品は海外マニアの間でも評価が高いらしい。
キヨミのオフィス #
情報部前 #
チャイナタウン #
千葉シティ #
未来の松戸かもしれない
市ヶ谷ベース #
秋葉原の武器商店 #
まとめ #
このゲームの良いところは、絵と世界観。
近未来、サイバーパンクな世界観が好きな方や調教シチュが好きな方はプレイしてみても良いだろう。