GnuCashについてやインストール方法などは🔗こちら の記事で解説しています。
予備知識 #
GnuCashには勘定科目という概念があります。
下の画像内の項目はすべて勘定科目です。
上の画像の例では、税金勘定の子に国税や地方税などがあります。
国税勘定の親勘定は税金勘定です。
GnuCashではこのように親、子の勘定関係を作成することができます。
今回は普通預金という勘定の中に口座ごとに子勘定を作成して複数の銀行口座を管理します。
やり方 #
GnuCashのプリセットで勘定科目を作成したのであれば、定期預金
、普通預金
、当座預金
などの項目が流動資産
という項目内に存在するはずです。
存在しない場合は自分で似たようなものを作るか、使い始めであれば最初から注意深く設定すると良いかもしれません。(バックアップを忘れずに。)
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親勘定科目を選択して勘定科目作成画面を開く。
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名前や説明などの項目を設定。
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口座の勘定の初期金額(現在該当口座に入っている金額)を入力。
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口座の勘定科目が正しく作成されたことを確認。
以上です。
応用 #
今回は複数の銀行口座をしましたが、この方法は他の勘定科目にも同じように応用できるので、複数台の車を管理したり、趣味の勘定科目を細かく分けて管理したりすることができます。
まだ使い始めでほとんど分かっていませんがなかなか便利ですね。