mmvの導入 #
おそらく環境のパッケージマネージャにあるはず。
aptならapt install mmvで入る。
使用例 #
テストがてら。
a_0 a_1 a_2 a_3 a_4 a_5の5ファイルをb_0 b_1 b_2 b_3 b_4 b_5へリネームしてみる。
ファイルを用意する。
touch a_0 a_2 a_1 a_3 a_4 a_5 && ls
結果
a_0 a_1 a_2 a_3 a_4 a_5
-n(dryrun)オプションを指定して挙動を確認する。
mmv -n --copy 'a_*' 'b_#1' (#kはk番目の*にマッチした内容で置き換えてくれる)
結果
nisety@linux:/media/issd2/temp/rename_test$ mmv -n --copy 'a_*' 'b_#1'
a_0 -> b_0
a_1 -> b_1
a_2 -> b_2
a_3 -> b_3
a_4 -> b_4
a_5 -> b_5
良さそうなので-nオプションを取って実行。
mmv --copy 'a_*' 'b_#1' && ls
結果
a_0 a_1 a_2 a_3 a_4 a_5 b_0 b_1 b_2 b_3 b_4 b_5
--copyオプションを指定しているのでソースファイルは残っている。
重要なオプション #
ミスってデータを損失して発狂しないために覚えておこう。
-n or --dryrunオプションを指定すると実際にファイルの削除や移動などはされなくなるので、どのような操作が行われるのか確認することができる。
-vで詳細表示。
-p or --protectでファイルの上書きや削除をエラーとして扱うことができる。
一覧はmmv --helpかman mmvで。