やりたいこと #
タイトル通り、🔗VSCodeのCMakeToolsのUIからCMakeプロジェクトをconfigure&ビルドする際にパラメーター、設定をプロジェクト別に設定したい。
プラグインのGUIからビルドしないとclangdが反応してくれなかったりする(?)のでGUIからビルドしたい。
関連ドキュメント #
vscodeのsettings.jsonとその書式について: 🔗https://code.visualstudio.com/docs/getstarted/settings#_settingsjson
VSCodeCMakeプラグインの設定について: 🔗https://github.com/microsoft/vscode-cmake-tools/blob/main/docs/cmake-settings.md
手順 #
設定したいCMakeプロジェクトに.vscode/settings.json
を作成。
Ctrl + Shift + P -> Prefernces: Open Workspace Settings(JSON)を選択しても作成できる。
VSCodeのGUIの設定->CMakeToolsから弄ることもできるがミスってグローバルのを編集してしまったりすると面倒なのでワークスペース用の
settings.json
を直接いじる方法でやる。
作成したらCMakeの設定を追加すればOK。
今回は例としてCMakeをinvoke(cliのcmake ..
)する際に-DXXX
を渡すようにする設定を追加する。
.vscode/settings.json
{
"cmake.configureSettings":{"CMAKE_PREFIX_PATH":"/home/nisety/Qt/6.5.0/gcc_64/"},
}
のようにcmake.configureSettings
にkey:valueのペアを含むJsonオブジェクト渡してあげれば良い。
これがcmakeのcliの
cmake .. -DCMAKE_PREFIX_PATH=/home/nisety/Qt/6.5.0/gcc_64/
に相当する。
prefixの-D
はいらないので注意。
cmake.configureSettings
については上記の関連ドキュメント内を検索すればでてくる。
これでVSCode CMakeプラグインのGUIからビルドした際にもcmakeに必要な情報が与えられ無事ビルドできる。
やったね!