Mattermostの公式デスクトップクライアントはメモリ消費量がやばい #
公式デスクトップクライアントのソース: 🔗https://github.com/mattermost/desktop
公式デスクトップクライアントは🔗electronというjavascript+HTML+CSSでデスクトップアプリのGUIを書けるフレームワークを利用している。
これで作ったアプリは見た目は良い事が多いがメモリ消費量とバイナリサイズが肥大する傾向にあると思う。
C++のGUIライブラリのQtなどで書けばメモリ消費量は間違いなく改善されると思うが実装は正直かなり面倒なので、開発速度と見た目を重視して最近はelectronなどのリッチなフレームワークが採用されることも多い。
自分はQtは使ったことがあるがelectronは使ったことがないので、確かではないが、おそらくコーディングも簡単なはず。
さて、実際にどれくらいメモリを使っているのかと言うと、
で確認できる通り、1gbぐらいだ。
暗算が苦手なのでテキトーだが。
起動すると勝手に子プロセスがいくつか起動されてどれもそれなりにメモリを消費している。
代替クライアント #
代替のクライアントを探した結果、matterhornというtuiのクライアントを見つけたのでそちらを主に利用することにした。
🔗https://github.com/matterhorn-chat/matterhorn
見た目はこんな感じだ。
画面下にコマンドやメッセージを打つ場所があって、チャンネルの切り替えや終了などができる。
コマンドの補完も表示される。
(TUIなのでターミナルの色設定を変えて見た目を変えることができる。 これも良いところの一つだ。)
こちらは300mbぐらいメモリを使用している。
まあかなり改善されたし、利点も大きいので満足している。
通話や画面共有時のみ、公式のデスクトップクライアントを利用している。
自分が使っているターミナルは書き込み禁止ロックがあるので、それをONにすれば誤送信などをすることがないのも良い。